リタイア後の楽しみのひとつは、好きな季節に海外スケッチに行くことです。
そして朝から晩までスケッチに明け暮れるわけですが、時々息抜きにスケッチ場所の周りのものを見たり、マーケットや文具店をのぞいたりしていろいろな発見をします。
オランダは平地が多く自転車道路も整備されているので、自転車が多いのですが、メーカー名は知らなくてもその殆どの変速機にshimanoと書かれているのに驚きます。
南フランスのマーケットのスナック菓子コーナーには日本のグリコ・チョコポッキーそっくりのMIKADOというお菓子がありました。
手にとって見ると日本の江崎グリコのライセンスで作られたフランス製でした。
面白いのはネーミングで、フランス語の名前ではなく、いかにも日本的な名前を付けられていることでした。ネーミングの由来を調べてみるのも面白いでしょうし、そのうち、「ショウグン」などという商品が見つかるかもしれません。
なお、この「ミカド」はベルギーやスペインでも見かけました。
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手作りイーゼルについては私のホームページの中にも二つほど紹介しています。
現在もそれを使っていますが本体が板状になっているので幅があり、三脚と一緒の収納がしにいという欠点があります。
そこで私がいつも使っている4~6号サイズのスケッチブックに対応できる折りたたみ式のイーゼルを作ってみました。
三脚のクイックシューを取り付ける板は17ミリ厚の集成材を使います。
スケッチブックを支える腕木は11ミリの栓材で、6ミリのトラスタッピングネジのボルトを蝶ナットで取り付けます。
蝶ナットを使うのは締め付ける際にドライバーやペンチなしでも、指で簡単に作業できるためです。
後ろの腕木の両側の白いプラスチック板はスケッチブックを支えるためのもので、腕木がストッパーになり安定します。
腕木の中心にあるネジは頭が外に出るので、その高さ分をワッシャー径のドリルで掘りますが、私は彫刻刀を使いました。
後ろの腕木に8ミリ巾の桧棒を接着し、腕木にスケッチブックを載せた時、後ろにずり落ちないためのストッパーになります。
性能には直接関係はないのですが、オイルステインで着色して見映えを良くしました。
持ち運びの時は腕木をはずすとネジがなくなりやすいので、ネジを緩めて縦にそろえて、三脚と一緒に、肩掛けベルトのついた細長いケースに入れています。
重さは三脚などすべて含めて丁度1キログラムになります。
自動車を使わないで自分で持ち歩くスケッチにはとてもコンパクトで軽く、木のぬくもりを感じる使いやすいイーゼルです。
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