2010年01月

2010年1月31日

先日はモンゴルの友人ボロルマーさんのことを書きましたが、今回はフランスの友人サンドリーヌさんのことを書きます。
 クリスマスにはお互いにプレゼントを送りますが、その中身で相手の気持ちと共に国の文化も感じることが出来ます。
 プレゼントは時々「えっ」と驚くものが送ってきて楽しくなります。
 その中のひとつ、サンドリーヌさんから以前もらった「ダリの香水」を紹介します。
 パッケージの一部が額縁のようになって内側からブルー系の透明感のある作品が見えます。
 中身を出すと香水で、つや消しガラス製のビンのふたが鼻の形で、ビン本体が唇の形をしています。
 初めは私たちの感覚からすると、少しグロテスクにも見えましたが、いかにもダリらしいイメージのデザインは見慣れてくると楽しく、すっかり気に入ってしまいました。
 そして何よりなのは香りのすばらしさですが、男の私ではそれが使えないのが残念です。
 福岡市美術館にもダリの「ポルト・リガトの聖母」がありますし、商業美術にも活躍しているとは聞いていましたが、このような香水があることは初めて知りました。
 30年前、旅行先で知り合った時には両親と3人家族で、サンドリーヌさんは10歳の女の子でした。現在は結婚して一児の母親になり、子育てに励んでいます。

2010年1月23日

先日、福岡雙葉小卒業生の方からのメールで「以前、図工室の黒板横にかけてあったゲンコツの形をした孫の手のことが卒業生の間で話題になっていましたよ」と知らせてくれました。
 それは当時、学校で大規模な剪定があった時、拾った桜の枝の形から見立てて彫った握りこぶし形の棒です。
 子どもたちもそれが気になるのか、「孫の手ですか?」、「肩たたきかな?」、「ゲンコツ棒だ」など、反応もいろいろ。休み時間になるといつも誰かが持ち出して自分の肩をたたき、「気持ちがいい」などと言って遊んでいました。
 ある時、私が「ジャンケンをしよう」といって袖の中からその棒を出したら、子どもたちはびっくり。「E.T.がグーをしたみたい」と、言いました。
 でもそれ以後は「先生、ジャンケンをしましょう」と言って、いつも全員「パー」を出してきました。

そんな小学校時代の思いでを何十年経っても覚えているんだとこちらがうれしくなりました。実はその棒、我が家にあるのです。
 写真を付けておきますから、なつかしく思う人もいるでしょうね。
 一時期、白く塗った時もありましたが、また元通りにベンガラを塗って磨いています。

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