2011年04月

 昨年の10月24日のブログに、イタリアのチョコレート「チョコ・ニッポン」のことを書きました。
 するとコメント欄に、もろzさんから、「フィンランドにはGeishaというチョコレートがあります」と書いてくれました。
 先日、もろzさんがお住まいの東京のデパートで見つけたとのことで、ご親切にもそのチョコレートを送ってくれました。
 可愛らしいピンクのパッケージの箱の横にフィンランドからの輸入品というラベルが貼られていました。
 中身はヘーゼルナッツヌガーをミルクチョコレートで包んだもので、味もその通りでした。
 日本のものと味の違いといっても、残念ながら私は繊細な味覚判断能力を持ち合わせていませんし、率直に「大変おいしかった」と思います。

 それにしても日本から遠く離れたフィンランドのお菓子に、どうしてこんな名前が付けられたのかなと不思議な気がします。
 以前、外国から見た日本のイメージに、「サクラ」、「フジヤマ」、「ゲイシャ」などと言われていたそうですが、そんなことが影響したのかもしれません。

 3月22日から新天町のギャラリーSELで行いました個展は無事に終わることが出来ました。
 大震災の後でもあり、お客さんに来ていただけるのかと心配していましたが、大勢の方々においでいただき、作品を楽しんでいただけたようでした。
 一年半前の前回個展と同様に4号水彩を中心に、素描や油彩100号までを展示しました。
 それに今回はフェルトペン素描やポストカードサイズの水彩も加えましたが、予想以上に好評でした。
 お客さんの中には「フェルトペンはどんなものですか?」と聞かれる方の他、「どれがあなたの本当の描き方ですか?」と尋ねられる方もありました。
 私は永年公募展に出品していたので油彩は50~100号作品が多いし、それらの取材資料として素描や不透明水彩のスケッチをすることが多かったので、作品の表現材料もいろいろです。
 最近、ギャラリーで個展をされる方は透明水彩がとても多いのですが、私のような者もいてもいいのかなと思っています。
 今後は保管場所のことも考えて油彩は50号までにしようかと思っています。