2011年10月

2011年10月20日


 9月下旬、南フランスのプロバンス地方にスケッチ旅行に行きました。
 ルールマラン、ルシヨン、ボニューなど、どちらかといえば田舎の小さな村のスケッチで、朝食が終わると夕食まで、時間を惜しんで終日スケッチ三昧の毎日でした。
 高台からのパノラマ風景や路地の風景など、絵になりそうな構図があると夢中で描きました。
 場所移動で通りを歩いているとハーブの香りやレストランからの料理のにおいがあり、ゆっくりしたい気分にさせられました。
 旅行も終わりに近づいた日の朝、スケッチ仲間の皆さんとマーケットに行きミネラルウォーターを買ったついでに隣の店に入りました。
 オリ-ブやラベンダー、そしてローズなど香り豊かな石鹸がたくさんあったのでいくつか買いましたが、仲間の女性の人だかりがあり、そこにはチューブ入りの製品が5~6種類並んでいました。
 そして口々に、ロクシタン、シアバターなど、聞きなれない言葉が聞こえ、皆さんたちはまとめて買われました。
 私にはよくわかりませんでしたが、衝動買い(笑)で、とりあえず残っていたもののうち二本を買いました。
 帰国後、家で「もっと買ってきたらよかったのに」と言われ、小さくてかわいいハンドクリームで、一本6ユーロくらいだったので、もっと買えばよかったと後悔しました。
 スケッチ旅行ではお土産買いに時間を取られることが嫌なので、描いた絵がお土産ということにしていますが、 今年は自分のためのプロバンスの本や画材の他は、上の写真のようなハンドクリームと石鹸数個がプロバンス土産に加わりました。
 

2011年10月1日

9月の中旬、須恵町の佐谷の水辺公園にスケッチに行きました。
以前、桜のシーズンにも行きましたが、水辺の心和む場所です。
当日はまだ残暑が残っていて日なたは暑く、葉がまばらになり始めた桜の木の下の日陰を探して描くことにしました。
スケッチは現役として勤めていた頃も時々行っていたのですが、どうしても時間に追われ、季節感を感じる余裕がなかったようです。
でも現在はまだ仕事をしているものの、好きな時にスケッチに行けるので、季節の変化を感じることが多くなりました。
そんなことを考えて描いていましたが木漏れ日の光は意外に強く、風が止まると暑さが身にしみました。
それでも彼岸前だというのに、もう土手には彼岸花が咲き始めていました。