前回の画像に入りきれなかったみやげをご紹介します。
これはスペインの東北部にあるカダケスという港町のヨットの用品を売っている船具店で見つけたものです。
上は湿度計と温度計が組み合わされたもので、ドイツの計器メーカー、バリゴ(Barigo)社の製品です。
湿度計と温度計の針が交差するようになっていてその交点が中央の枠内に入れば快適環境だということを教えてくれます。
下のものはBook Endというのか、つまり本立てです。
片方にはベル、もう一方には滑車とロープをイメージした飾りがついています。
ベルなどの金属部分は真鍮製の鋳物で無垢の木製部分と相まってずっしりと重く、本も倒れにくく出来ています。
帰国後もスケッチ作品と共に、こうしたものを使いながら旅行で訪れた国や町のことを思い出しています。
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前回は海外旅行のみやげについてハンドクリームなど、私にとっては例外的な話題のことを書きましたが、今回は私の少し変わったみやげのことを取り上げます。
リタイア後、時間的なゆとりが出来てスケッチ旅行など時々海外に出る機会もできました。
一般的に海外旅行といえば免税店でのブランド品などの買い物が話題になりますが、私は免税店には興味がなく(お金もなく)、もっぱら訪れた街の飾りスプーンやピンバッジなどを集めて楽しんでいます。
それでもスケッチ場所を探しながら街角や路地を歩き回る際、店のショーウインドーの中に面白いものがあると、つい覗き込んでしまいます。
子どものころから模型や機械などメカニックのものが好きだったこともあり、今になってもカメラや計器類がついたものに目を奪われてしまうのです。
もちろん高価なものには手を出しませんが、気圧計や湿度計などがあると、つい手が出ます。
何年か前、オランダの船具店で写真左側にある羅針盤を買いました。
それはフィンランド製で、オイルで満たされた本体内部の円盤が南北を示しながら動きます。
外側の枠に自由に動く軸が二ヶ所付いていて、取付け部をどんなに動かしても水平を保つように作られています。たぶんこれを取り付けた船が荒れた海でどんなに揺れても大丈夫なんだなと思います。残念ながら私はヨットを持たないので、部屋の中でその羅針盤を眺めたり触ったりしながら楽しんでいます。
台風が近づくと気圧計の針が気になり、蒸し暑い日が続くと湿度計や温度計を覗き込む…といったように、私の風変わりなみやげ品は時々私の気を惹いてくれるのです。
次の機会には飾りスプーンのコレクションについてのことを書く予定です。
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