

先日のブログでメダカの餌付けのことを書きました。
次第に慣れてくると、水槽の中から私たちの行動が気になるようなしぐさをします。
もちろん、「一緒に遊ぼう」ではなく、「おなかが空いたよ、エサはまだかい」なのでしょう。
我が家には以前から屋外で飼っている黒メダカもいます。それで、隣の円柱型水槽に数匹入れて屋内で飼うことにしました。
でも、まだ慣れていないのでこわがって水草の陰や隅っこの方に逃げ込んで出て来ません。
しかし隣の水槽で私が近づくと、だるまやパンダと言ったメダカたちが一斉に集まって餌をもらっている様子に興味を示し、水面近くに出てくるようになりました。
何日か経つと、私が近づき指を出すと餌をもらえるという関係が隣の水槽の仲間の行動で次第にわかってきたようです。
単なる条件反射と言うより、仲間の行動を学習したのか一週間もすると、もう逃げるどころか餌がもらえることを知って胸びれを左右に振りながらガラスの壁越しに指に寄ってくるようになりました。
これは仲間の行動を本当に学習したのか、それとももともと黒メダカが慣れやすいのか、実験したわけではないので何とも言えません。
ただ言えるのは、今回の餌付けは前と比較にならないほど早かったということです。
もし、私にメダカの言葉が話せるのなら、「本当はどっちなんだい?」と、聞いてみたいです。
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上の三冊の本を開いたものが右側の写真です。
これらの本はアメリカの学校の先生H.Hembreeさんから送られてきたものです。
30年ほど前、一番列車を待っていた早朝の京都駅の新幹線ホームで偶然彼女のお兄さんと知り合いになりました。
たどたどしい英語でコミュニケーションを取りながら話していくうちに、妹のヘンブリーさんが同じ教員であることがわかり、それをきっかけとして教育情報の交換を始めました。
私が学校の授業で、「飛び出すカード」作りをさせていることや、糊と新聞紙で「張り子風の造形物」を作っていることなどを知らせると、さっそく「ペーパーマッシュ」の作り方の本や 、「ポップアップ」の本を送ってくれました。
ポップアップの本は動きが精巧で、そのまま小学生に使うことは出来ませんでしたが、子どもたちに見せると「すごい、大きくなったら作ってみたい」などと制作意欲を高めるのに役立ちました。
ペーパーマッシュの方は、私たちが新聞紙を丸めたものを芯にしていたものから、ポリ袋に詰め込んでからの方が作りやすいというヒントをもらって改良することが出来ました。
私が全学年の図工の授業を持っていたので、それぞれの題材の制作の様子の記録ビデオを送ったら、「日本の学校の方がバラエティに富んで勉強が楽しそうです」などと言って大変喜ばれました。
こうした教育アイディア交流と共に私の娘たちのために絵本も送ってくれましたし、その絵本がまた私の教育に使えるなど、ものごとの考え方や発想を広げるのにとても役立ちました。
エリックカールの絵本などもありますので、また次の機会に紹介させていただきます。
現在は彼女も私もそれぞれリタイアして、交わす手紙の方も少なくなりました。
ヘンブリーさんは二度ほど日本に来られましたが最近は膝の具合が悪いそうで、それが気がかりです。
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