2013年07月

2013年7月18日

 

  5月の連休過ぎに南西フランス地方にスケッチに行きました。
  今年の4月から福岡発のKLMオランダ航空アムステルダム行が就航したので、成田を経由しなくても行けるようになったからです。
  スキポール空港で乗り継いでトゥールーズまで行き、そこからカステルノーダリー、アルビ、サンシルク・ラポピ―などを訪れると共に、ルブレサックという小さな美しい村にも行きました。
  ここはフランスの美しい村の一つだそうですが、本当に中世の田舎のままの感じでした。
  30分もあればゆっくりとひと回り出来るほどの小さな村で、村の入り口にレストランと売店があり、あとは何もないのです。
  でも、この何もない村には人の心を幸せにする雰囲気があり、それは静かで美しい建物、きれいな空気と美しい花や木々などが調和して醸し出されているような気がします。
  この絵は村の中心部をスケッチしたものですが、ちょうどフジの花が満開で周りの若葉との調和が美しく、街灯が画面の右側に入る位置で描きました。
  ゆるい上り坂になっている道は観光ルートらしく、時々訪れた人が通りかかります。
  ただ、この日は天気が不安定で、日が照っていたかと思うと雨が降り出し、そのたびに雨宿りで退散する破目になりました。
  下描きの時はまだしも、絵の具を広げるとしまい込むのに手間取り、逃げ遅れて雨で画面が流れたりしました。
  そんなことを繰り返し、悪戦苦闘しながらやっと描き上げたのがこの絵です。