プロバンス土産 300pix軒裏の飾り彫刻 マルティーグ 300pixルシヨンの雑貨店 600pix.

  8年ほど前、南フランスのマントンを訪れた時、みやげ物店にはどこでもセミのグッズが多いことに気付きました。
  大きいものは掛け時計から、花瓶、マグネット付きの飾り、ブローチ、せっけんなどもあり、セミを使ったグッズの多さに圧倒されました。
  最近、マルティーグ、ルシヨン、ボニューなどでも見かけ、プロヴァンス地方名物みやげだということを知りましたし、プロヴァンス訪問のテレビの番組でもとりあげていました。
  私たちの感覚からすれば、”セミはうるさい、暑苦しい”と思ってしまいがちですが、南フランスでは幸せのシンボルとか魔よけとなどと、いわば縁起物とされているようです。
  そういえばヨーロッパの薬屋の看板には蛇が使われていて何でだろうと思ってしまいますが、これはギリシア神話のアスクレピオスの杖から来ているそうで、「えっ」と驚くことでも国や文化、習慣の違いでいろいろな考えがあることがわかり面白いなと思います。

  写真の説明をします。
上の画像:フレグランス飾りというのか、吸水性のあるセラミックのようなもので出来ています。
  ラベンダーの香りをしみこませてあり、壁に掛けると部屋に良い香りがします。
  その横にあるのはセミの形のオリーブ石鹸です。
中の画像:マルティーグにある古い建物の外壁の上部、軒裏の隅木に大きな木製のセミの彫刻が取り付けられていました。
下の画像:ルシヨンにある雑貨店の女主人。後ろにセミの飾りが見えます。

コメント

ご無沙汰しております。
所変われば品変わるじゃないですが、セミに一目置いてみようかという気になってしまいます。軒下の彫刻は木目と相まってグロテスクですが、セラミックせみはなんとも可愛い風情ですね。ちなみに私の住んでいるところではセミはいません。乾燥しすぎて幼虫が育たないようです。

2014年10月2日4:19 AM | めりけん子

コメントありがとうございます。
軒下のセミの彫刻は巨大で、なんとなく以前特撮映画で見た”モスラ”を連想してしまいます。
そちらにはセミがいないのですか?
以前ギリシアのアクロポリスの丘に立った時、眼下の木々からセミらしい大合唱が聞こえました。
地元の人に聞くと「シカーダ」だと教えくくれました。

2014年10月7日1:37 AM | huitkubo16435

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