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11月は授業が詰まっていてスケッチ旅行などもあり、気が付くと12月になっていました。
そして数日前にフランスの友人から早々とクリスマスプレゼントが届きました。
中を開けると、ロクシタンの化粧セット、壁飾り、ポプリ、口紅など家内が喜びそうなものばかりですが、その心が嬉しく感じました。
思えばこのフランス人コアンさんの家族と知り合ったのが1979年、エーゲ海ミニクルーズの船上でした。以来、家族ぐるみの付き合いですが37年ほどになりました。
当時、両親と10歳の娘さんでしたが、娘さんはすでに結婚し現在12歳の男の子がいます。
毎年プレゼントを交換し、私の娘たちが小さい頃は子供服やぬいぐるみ、絵本などを送ってくれました。
コアンさん一家は大の日本ファンで、これまでの37年間、心温まるお付き合いが出来ました。
そのご主人が昨年末になくなり私たちも落胆しましたが、これまで通りこうしてプレゼントを送ってくれました。
お互いに歳は取りますが、可能な限りこのお付き合いを続けたいと思っています。

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今年の初夏、初めて英国を訪問しました。
もちろん、私の目的はスケッチ旅行です。
訪問地はコッツウォルズと湖水地方でした。

どちらもそれぞれ良かったのですが、湖水地方の宿泊はグラスミアでした。
湖だけでなく地域には樹木が多くて、毎日森林浴気分でスケッチが出来ました。
ホテルのすぐ近くに名物ジンジャー・ブレッドの工房兼店舗があり、すぐ隣がオズワルド教会です。
教会の横が川になっていて、裏庭伝いに歩くと河畔の小さな公園に出ます。
川に架かる橋が水面に映り、すぐそばに木々に囲まれた小さなカフェが見えます。
ベンチに座ると都会の喧騒を忘れ、小鳥の声を聴きながらそれらの風景に浸ることが出来ます。
とはいえ、私にはスケッチという目的があるので早速描き始めましたが、雰囲気まで表現するのはなかなか大変でした。

上の絵はそれらのスケッチをもとにして帰国後に描いた50号の油絵です。
この作品から、私がお話した現場の雰囲気を少しでも感じていただければ嬉しいです。

 

2016年9月21日

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旅をするといろいろな出会いがあり、発見もします。
今年の英国旅行でもいろいろなことがありました。
上の写真はスケッチの合間にカフェに寄り、紅茶とスコーンをたのんだ時のものです。
イリーの看板があったのでコーヒーでの飲むかなと入ったのですが、あとで考えが変わりました。「せっかく英国に来たのだから、まずはコーヒーではなく紅茶とスコーンだ」。
さっそくいただきましたが、スコーンが意外に見かけよりもボリュームがあり、なかなか食べきれません。
ようやく完食しましたが、昼食を食べる気にもならず抜いてしまいました。
でもお茶で昼食も兼ねたのだから節約できてよかったかなと思いました。

続いてトイレの話もどうかと思いましたが、失礼します。
日本のおもてなしの一つでトイレットペーパーの三角折りというのが話題になりましたが、日本独自なものだと聞いていました。
でも今年宿泊した英国の二つのホテルでは連泊したのですが、両方とも毎日部屋掃除の後は三角折りをしてありました。
日本のやり方が(良いこととして)伝わったのか、以前からそうだったのか知りませんが、実際は同じ所もあるということがわかりました。

 
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